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【コロナ禍の営業形態】今後どうなる?上新電機の事例から 

今回は、コロナ禍の営業形態について上新電機の事例から解説します。

 
新型コロナウイルスの影響により、変則的な営業形態を導入している企業は多いでしょう。ぜひ、皆さまにおける企業経営の参考となれば幸いです。

 

上新電機は今後も営業時間を短縮

上新電機は、新型コロナウイルスの影響で時短営業とし、多くの店舗で営業時間を19時~20時までとしています。今後も、営業時間の短縮を続ける意向です。

 
また、混雑回避を狙ったセール品の抽選販売も実施。転売業者などが減り、お店のリピーターが増えたそうです。

 

営業時間を短縮も業績は好調

上新電機の21年3月期の連結売上高は4350億円を記録しており、これは前期比+5%です。さらに、純利益は80億円となっており、こちらは48%増。営業時間を短縮する中でも、確実に売上を伸ばしていることが分かります。

 
さらに、営業時間短縮により早番や遅番を設ける必要がなくなったことで、効率的な営業も可能となっているようです。

 

企業ごとに柔軟な対応が必要

新型コロナウイルスの収束に目途が付かない中、皆さまの企業においても、業務時間や店舗の営業時間に、頭を悩ませているかと思います。

 
この事例のように、営業時間の短縮には、「人件費の削減」「業務の効率化向上」などのメリットもあります。

 
企業の実情を整理しながら、今後の営業形態について柔軟に検討してみてください。
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