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在宅勤務の生産性は悪い

今回は、「在宅勤務の生産性は悪い」についてです。

 
皆さまの会社は在宅勤務または、テレワークを採用していますか?パーソナル総合研究所が従業員数10名以上の会社で実施したアンケート結果によると、通常時の84%ぐらいの生産性という結果でした。

 
会社の業務内容や従業員の特性によりますが、在宅勤務をすると事務所勤務なら100できる仕事が84ぐらいしかできないということになります。コロナ禍でなければ、生産性が落ちるのにも関わらず、在宅勤務手当を払ってまでして従業員に在宅勤務をさせる必要はないと思えます。

 
もちろん、在宅勤務のほうが生産性が上がると回答する従業員もいますが、在宅勤務期間が長くなると、生産性を維持するのは難しいです。

 
例えば、陸上の長距離走を一人で走るより集団で走るほうがタイムは良くなる傾向があるのと同じです。昨年、全従業員を在宅勤務に切り替えたというような会社もありましたが新入社員が、いきなり在宅勤務でバリバリ仕事ができるとは思えません。インストラクターとZOOMで講習しても生産性の向上を考えると、対面で教えたほうがいいでしょう。

 
コロナが落ち着いてくると、元の事務所勤務に在宅から戻す会社が増えるでしょう。今から在宅勤務を始める場合は生産性を考えて慎重に取組んだほうがよいと思われます。
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