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【未経験からのSE】転職市場における実態は?

今回は、未経験からのSE就職について、市場の実態やNECの育成方法をご紹介します。IT分野の発展により、SEは近年高い人気を誇っている職種のひとつです。未経験を採用している企業も少なくありません。実態はどのようになっているのでしょうか。

 

未経験からIT業界に転職する人は多い

就職情報サイトの「キャリタス就活」によると、2022年卒就活生の志望業界は、2年連続で「情報・インターネットサービス」が1位です。転職者からの人気も高い傾向にあります。

 
「Re就活エージェント」の運営元・学情の人材紹介事業部マネージャーによると、未経験からIT企業に転職する人は多く、転職希望者の半分は、IT業界を選択肢のひとつとしているそうです。

 

【未経験SEの育成方法】NECの事例

大手電機メーカーのNECでは、毎年採用するSEの3~4割が未経験者です。入社後は、プログラミング能力に応じた3つのクラスに分けて、研修が実施されます。レベル別の研修により、未経験者でも基礎知識を固めたうえで業務に取り組めるので安心です。

 
また、1年目は顧客対応などを行わず、基礎知識を学ぶために裏方のシステム開発を担当します。先輩社員がチューターとして新入社員一人ひとりに付くことも特徴です。

 

未経験者の育成は環境整備が重要

近年はデジタル化が進んでおり、SEの需要はさらに高まり続けると見込まれます。皆さまの企業においても、SEをはじめとしたIT関連の人材を育成する場面が出てくるかもしれません。

 
未経験者を育成する際は、環境整備が重要です。組織への満足度が低ければ、成長する前に離職してしまう可能性が高まるため、ぜひ、未経験者が学びやすい環境を整備してください。
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